2019.5.29
【2019年5月号(抜粋)】いつでもご遠慮なく、模擬試験結果をご相談ください
新たな学年、新たな学校、生徒の皆さんも親御さんも新しい生活にも慣れてきたことでしょう。中学生では私立・公立の一部の学校で、高校生も中間テストが実施され、1学期前半の学習の成果が問われることと思います。小学生でも受験学年は公開模擬試験を経験するでしょうし、また、6月2日(日)には全国統一小学生テスト(四谷大塚主催)も実施され、受験学年以外の生徒さんたちも実力試しとして、受験なさる方も多いと思います。
こうした試験の受験後には、各ご家庭で試験の結果等を分析なさっていることとは思いますが、親の目からするとつい悪い部分にのみ目が行き、「これもできていない、あれもできていない」と試験結果が悪いと思い込みがちです。そして、ついお子さんたちに向かって叱ったり、ため息をついたりという形になってしまうこともよくあるようです。お子さんにとってもストレスになりますし、親御さんにとっても大きなストレスとなってしまいます。ご家庭で親子ともに勉強でストレスをためていては、学習の大きな妨げとなります。すぐに解消しなければ由々しき問題となってきます。試験後、目を向けるべきところは、出来なかったところ・間違ったところだけにあるわけではありません。誤答にいたった原因を究明し、また、前回と比較しどれだけ伸びたか、そして今後の対策として、どのようにしていくと効果が高まるのかを分析して、適切な対応をしていかなければなりません。
原因は学習の仕方・内容だけにあるわけではありません。多角的に検討しないとはっきりしない場合も多いようです。親御さんも具体的に話をすることで、疑念を払拭し、今後の展望を明らかにすることでお子さんへの対処や心構えも変わってくることと思います。
早友学院では、試験のあとには面談を実施しております。テストの成績表をもとにした話が当然中心とはなりますが、上記の観点より家庭での学習の仕方・生活習慣なども含めて様々な面からお話をさせていただきます。また何よりご家庭とのコミュニケーションをとることによりお子さんの学習効果を最大限に引き出すことを目的としております。早友学院カレンダーにございますように、面談をあえて「教育相談」とさせていただいているのもそういった理由からです。「教育相談」の時期はカレンダー等に発表されておりますが、それ以外にも随時ご希望がございましたら、ご遠慮なくお通いの教室まで「教育相談」ご希望の旨、お伝えください。即座に対応させていただきます。
さらに、志望校の選定についてのご相談についても、学校案内や学校のホームページでは知りえない情報などもご提供できるかと思います。受験学年では特に重要な面談での内容です。
受験はあくまで通過点と私どもはとらえております。受験に成功することがまずは当面の目標となりますが、入学後もスムースに学習でき、さらに社会に出て有為の人材として活躍していけるように、自分を高める学習をお子さん方に身につけてもらいたいという思いで、指導に当たっております。しかし、こうした学院講師達の思いも、ご家庭との協力があって初めて達成できる目標です。というわけで、「教育相談」にはよろしくご協力ください。
執筆者:新小岩教室 依藤 聡