2020.3.12

【2020年3月号巻頭(抜粋)】ご家族で取り組んだ中学受験!ご苦労様でした!

戦後30年間くらいの“昭和の時代”には、受験戦争などという言葉はありませんでした。そして、受験は子供達が取り組む課題で、親が関わることも少なかったと記憶します。しかし、平成から令和へと時代が移り、受験は親も参戦し、家族も巻き込む一大イベントとなりました。

そして、今年もその時期が過ぎ、保護者の皆様はいろいろなストレスから解放されてホッとされている方も多くいらっしゃると思います。ご苦労さまでした。

さて、次は高校受験ですが、ここで指摘したいのは、子ども達が中学生になれば、受験への取り組みは一変し、親御さんには、受験に取り組む我が子を距離を置いて見守る視点、すなわち、彼等の自立を促す方向に舵を切ることが求められます。日本では、中学生をまだまだ子供とみなし、親が過保護に関わりがちですが、他の多くの国々では、中学生を大人の入り口とみなしています。ですから、自分の決断でゲーム依存の“子どもの遊び体質”から脱皮することも、必要な時期になります。しかし、受験後の解放感が過剰だと、そうした脱皮の時期を見失いがちですから注意が必要です。

そして、これを避けるのに不可欠なのが、受験で培った『学習習慣』です。学校が始まるまで、一日1~2時間程度の学習を心掛けましょう。受験学習に比べればこれは微々たる時間です。

いうまでもなく、合格はゴールではなく新たなスタートラインであり、中学生からは学習も学問へと進化してゆきます。当然、油断すれば、“進化できない者”の自然淘汰も起こります。

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