2021.1.1

【2021年1月号巻頭(抜粋)】あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。日頃より、早友学院の教育活動にご理解・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。今年も皆様にとって健康で幸多い年であることを祈念いたします。

さて、30年以上前にスタートした受験生対象の「正月特訓」は、COVID-19への予防対策を万全にし、今年も無事終了いたしました。昨年はCOVID-19の猛威によって、日本中が自粛ムードとなり、各学校のイベントは時間短縮または中止となってしまいました。その年の楽しい思い出となるはずのイベントを中止せざるを得ない状況は非常に残念なことです。学院にお通いの塾生はいつも以上に我慢をしなければならない日々となったでしょう。また自粛生活による「運動不足」「ストレス」「体力低下」。これも甘く見ることはできません。これらも勉強への集中力に全て直結することです。

ただ今回の自粛ムードで、得る物もおおいにあったのではないでしょうか。私はそう考えます。各家庭によって違うとは思いますが、「家族で過ごす時間」が以前より増えたはずです。「家族で過ごす時間」が増えれば、家族の顔を見る時間や会話も自然と増えたことだと思います。「今日のご飯は何が食べたい?」「今日の宿題はどんな内容なの?」「今日は家で映画を観ようか?」「一緒に料理でもしてみようか?」親から子供への声がけの場合、思春期の子供は素直に応じてくれない場合もあります。しかし、素直に応じてくれなかったとしても、子供は親からの声がけを得ることで「自分のことをしっかり見てくれている安心感」を得ることができるのではないでしょうか。その安心感は勉強への大きなモチベーションになりますし、「一緒に過ごす時間」とは、あとから「取り戻す」ということは絶対に出来ないものです。

COVID-19に関するニュースを見るとついつい暗い気持ちになってしまいがちですが、前向きな姿勢で勉学に勤しみましょう。

現在、都立高校や公立中高一貫校ではリーダーシップの育成をコンセプトに、世界で活躍できる人材養成に努めていますが、早友学院では、それに加えて、思いやりの心を持った人間教育を重点に学習指導を進めています。ちなみに「たのしくがんばる」という学院のモットーは、まさにこうした願いをこめた学習指導の一環だとご理解ください。他人にやさしく、どんな状況でも笑顔で頑張れる、そんな社会人に学院生が育てば、暗いニュースばかりの日本社会にも希望の光が見えるというものです。もちろんこうした目標達成にはご家族のご協力が不可欠ですが、地道な努力を続けて、花も実もある教育を実現したいと考えます。今後も地域、保護者の皆様とともに、より一層、子どもたち一人ひとりの個性を伸ばし可能性を大きく広げるよう、全従業員が一致団結し、指導に取り組んでいく所存です。

COVID-19感染増加の厳しい折、誠に心苦しいことではございますが、温かいご支援・ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。末筆ながら、一日も早いCOVID-19の終息と、皆様のご健康をお祈り申し上げます。

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