2022.6.14
【2022年6月号巻頭(抜粋)】受験学習の基礎基本!夏期講習と特訓授業で、学習に徹する習慣を身につけましょう
年度始めの新学期当初は世の中が落ち着かず、新入生にとっても、来年の入試を控えた小6生や中3生にとっても、緊張の日々が続いたことでしょう。新型コロナウイルスも沈静化を見せていますが、引き続き対応を徹底してまいります。
世の中では、連休の休みボケから心がどこか緩みがちな様子も見受けられます。早友学院の場合、連休半ばに2・3日ほどの連休特訓授業がありましたから、受験生はあまり、学習習慣を見失ってはいないかと思いますが、入試の目標をしっかり見定めた夏期講習への参加を準備するには、今一度兜(かぶと)の緒を締めて、日々の学習へ真剣に向き合う必要があります。
夏期講習は小6生や中3生にとって、受験学習の成果を二学期の学力向上へと結びつける最大の山場です。小6生は模試の結果で確認した自分の弱点から目を反らさず、課題を克服する“やる気”を奮い立たせましょう。中3生はもうすぐVもぎがありますね。「模擬試験は実力をはかるものだから、準備・対策しない」と考える人がいますが、それは間違いです。しっかりと準備・対策をして臨むからこそ、本当の弱点や課題が明らかになるのです。必ず入試本番の気持ちで臨みましょう。
学院で学んだ先輩たちから聞いていると思いますが、早友学院の夏期講習がとことんこだわるのは、徹底した『基礎学力』の習得と鍛錬です。つまり、築き上げた基礎学力を土台に受験学習をすることで、自在に応用のきく完璧な学力(=受験力)が実現できるのです。そして、夏期講習プログラムに組み込まれた特訓授業では、これでもか!これでもか!という長時間授業にチャレンジします。大きなエネルギーが必要になりますが、この授業を乗り切ると、毎年、小6生は算数、中3生は数学・英語に自信がついたという達成感で笑顔が溢れます。
もちろん、受験生でない学年も将来の受験のためにも、意欲的に取り組みましょう。人は誰でも「何々したいなあ!」と望みますが、それを実現するにはどんなことでも“ねばり”と“がんばり”が必要であり、『学問に王道なし(There is no royal road to learning.)』ということです。
三日坊主では夢や希望は達成されません。受験することの意義は、願うことを達成する努力を絶対にあきらめずに続ける(つまり、継続は力なり)を実践し、自ら実感することです。夏の挑戦は近づいています。